2014.8.13
アリスブックス様にてテキストの販売を開始いたしました。
2013.8.24
COMIC ZIN様・とらのあな様でテキストの販売をしています(現在完売)
2013.8.7
3級研修用ツールを公開しました。ぜひご活用ください
2013.7.13
サイトを公開しました
ムズカシソウなテーマも対話式の解説で親しみやすく!
通販を行っています。ご希望の方はお問い合わせください。
3級 | 2級 | 1級 |
サークルの一般所属員として最低限のスキル・知識を有し、運営に協力し、指示に基づいて裏方実務を遂行できる。 | サークルの運営・裏方を担う所属員として基礎的なスキル・知識を有し実務を遂行できる。なお「会計分野」と「総務分野」のいずれか1つを選択する。 | サークルの運営・裏方実務の統括者として十分なスキル・知識を有し、団体本来の活動の向上、問題の未然防止・発生時対応ができる。 |
(広く所属員一般を想定) | (各係の責任者等を想定) | (執行部、顧問等を想定) |
※全員が1級を目指す必要はありません。運営側ではなく団体本来の活動で重要な立場にある人は本検定については3級を目指す等、団体内の役割分担を考慮してください。
※【】内はその項目で扱う主な内容・単語の例示です。
※団体により当てはまらない項目、また級を前後する項目が含まれる可能性がありますが、本検定はあくまで一つのモデルケースとして提示しているものですのでご了承ください。
3級 | 2級 | 1級 |
(1)目的・活動方針 | ||
団体の目的や活動方針を理解している 【団体間の性格の相違】 |
団体の目的や活動方針に基づいた的確な運営・裏方レベルの設定ができる 【本来の活動が主、運営裏方は従の関係】 |
団体の目的や活動方針の見直し・明示ができる 【顧問の負担(賃金/代休)・保護者の負担(部費/車出し)】 【社会的責任(SR)との関係】 |
年度計画書・報告書を作成できる【マンネリ活動の打破】 | ||
(2)団体規則 | ||
団体規則や関連法令・規則の意義を知っている 【ルールの根拠の理解】 |
団体規則や関連法令・規則のうち自担当部分の内容を把握している | 団体内外の変化に応じた団体規則の見直し・団体内への注意喚起ができる |
(3)組織体制 | ||
団体本来の活動のために運営・裏方が必要なことを理解している 【お客様意識からの脱却】 |
自担当の業務内容および他担当との繋がりを把握している 【ボールを誰が持っているか】 |
執行部や各担当の選解任、団体の設立・合併・解散の際の留意点を理解している |
組織体制の検討ができる 【担当間の負担均一化】 |
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(4)会議 | ||
団体における会議の意義について理解している 【団体の意思決定・報連相】 |
会議における報連相・審議の区別がつき、資料作成および説明ができる【体裁、赤入れ、棒読み防止】 【事前準備での会議効率化】 |
日程調整から議事録作成まで会議開催の一連の流れができる |
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自業務の打合せを適切な時期に開催できる【会議運営基礎、要検討事項の直面化】 |
組織の意思決定ができる 【人数規模に応じた対応】 【セレモニー会議・ブレスト】 |
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会議等で出された情報の軽重をつけ、それに基づき議事録等を作成できる |
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3級 | 2級 | 1級 |
(1)安全衛生 | ||
「お互いの身体はお互いが守る」という意識を持っている |
「所属員の身体は団体が守る」という意識を持っている |
団体の活動と安全衛生が相反した場合に安全衛生を最優先する意識を持っている 【災害時の活動中止判断】 |
ケガ・病気を回避するための行動ができる 【安全第一に反する指示の扱い】 |
自業務で発生しうるケガ・病気について対策ができる 【リスクアセスメント、KY訓練】 |
団体全体で発生しうるケガ・病気について対策ができる 【熱中症、交通事故、急性アル中、水難・山岳事故】 |
事故発生時の対応ができる【応急手当・報告・保険手続き等】 | ||
(2)所属員勧誘・育成 |
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勧誘方針に基づき所属員の勧誘ができる |
団体の目的・活動方針に基づき勧誘方針を策定できる |
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OJT、Off-JTを組み合わせ自業務について引継ぎができる 【マニュアルの作成】 【「自分がやれば早い」からの脱却】 |
団体全体の人材育成の体系を構築・運用できる 【研修会の企画運営】 【理解度に応じた説明】 【一方的講義からの脱却】 |
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(3)コミュニケーション推進 | ||
広報・行事・表彰・大規模団体における小集団活動を活用し所属員のコミュニケーション推進ができる 【保護者に対する部活通信】 【派閥問題への対応】 |
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(4)規律・問題対応 | ||
所属員として求められる規律を理解し、お互いを気遣った行動ができる 【ハラスメントの理解】 |
独自の倫理規定等で所属員に求める規律を明示できる 【過剰コンプラの理解】 【最上級学年の自制】 |
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注意から退会までの手法で所属員の問題に対応できる 【サークルクラッシャー】 【当事者の人権への配慮】 【傾聴、アサーション】 |
3級 | 2級 | 1級 |
(1)渉外 | ||
対外的な情報発信・問い合わせ等への対応ができる |
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所属する外部組織の権利義務を理解している 【設立更新手続き】 |
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顧問・OBOG会・外部組織に報告・相談ができる 【偽装サークル・反社会的勢力から団体を守る】 |
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(2)社会的責任(SR) | ||
団体の社会的責任という視点を理解している 【ISO26000】 |
社会的責任という観点から団体の目的や活動方針を検討できる |
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自業務のリスクを把握し対策ができる |
団体全体におけるリスクを把握し助言できる 【時代の変化への対応】 |
対外的なマナーを把握し実践できる【SNSによる情報発信の留意点】 |
対外的なマナーに関する教育ができる |
3級 | 2級 | 1級 |
(1)会計・総務一般 | ||
個人の持ち物と団体の持ち物の区別ができる |
紙資料・電子データの保管ルールを理解している 【個人情報の取扱い】 |
|
団体会計の意義・立替支出のルールを把握している |
支出の判断および会計状況の把握・会計監査ができる 【滞納者対応、繰越金増大】 【外部への援助金申請】 |
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(2)会計実務(2級会計分野選択者向け) | ||
団体の性格による会計実務形態の選択ができる | ||
現預金・所属員負担金・領収証の管理ができる |
||
帳簿記入ができる【勘定科目・月末集計・現金差異】 | ||
決算や予算の作成ができる | ||
(3)総務実務(2級総務分野選択者向け) | ||
所属員の入退会および名簿・出欠の管理ができる | ||
施設・備品・各種団体アカウントの管理ができる | ||
紙資料および電子データの書式・保管ルールの構築ができる |
||
広報を適切な時期・内容・媒体でできる 【著作権法、個人情報】 |
3級 | 2級 | 1級 |
(1)企画運営 | ||
行事の企画立案および企画書作成・予算書作成依頼ができる |
||
行事の準備スケジュールと役割分担の策定・依頼、進捗状況の管理ができる |
||
(2)報連相 | ||
誰に何を報告すべきか判断ができる | 事実と推測の区別をした上で報連相ができる |
上下関係を超え報連相しやすい雰囲気の醸成・体制の整備ができる 【都合の悪い情報の吸い上げ】 |
困ったことについて相談ができる | 報告された内容に対し的確に対応できる | |
自業務に関する連絡が的確にできる | 改善が必要な事項について相談ができる | |
(3)タスク・モチベーション | ||
言われたタスクを確実に遂行できる |
自らのタスクについて前年資料も確認し把握できる 【指示待ちからの脱却】 |
人のタスクについて進捗確認ができる |
締切や集合時間を守ることができる | 対象の性格に応じた締切や集合時間の決定ができる | |
団体内外への影響により業務の優先順位がつけられる | ||
モチベーションの低下に対処できる【業務の目的を理解】 |
||
(4)PCの活用 | ||
PC操作・メール・コピー機について必要な知識がある | 情報倫理・情報セキュリティについて基礎的な知識があり団体内に注意喚起ができる | |
文章作成・表計算について基礎的な技能を持っている | グループウェア・メーリングリストの活用ができる | |
ソフトの使用方法が分からない時に検索ができる |
更新履歴
Ver1.0.3(20140215):1(4)に「会議等で出された情報の軽重をつけ、それに基づき議事録等を作成できる」 、2(1)に「【災害時の活動中止判断】」を追加
Ver1.0.2(20130822):所属員対応―安全衛生ー事故発生時の対応(1級)に「応急手当」を追加
Ver1.0.1(20130901):所属員対応―コミュニケーション推進に「派閥問題への対応」を追加